
コンサート 箏とハープとバラと『失われた福島のバラ園』の物語
情報提供:青木芳枝
2017年5月26日、マヤ・ムーアさんを私邸にお招きして開いたガーデンカフェの席上、「失われたバラ園」のお話を伺い、一冊の本を見せていただきました。
2011年、東日本大震災の原発事故の陰で起きた、「福島双葉ばら園」の園主、岡田勝秀氏の挫折から希望の道を美しい写真で綴ったこの本は、以来、いつも私の心の片隅にありました。それから6年目の本年、5月15日、私宅のガーデンコンサートにお招きした箏奏者、大川義秋さんが双葉町ご出身と知りました。
中学3年の時に震災に遭い埼玉に避難、進学した高校で箏に出会い傷ついた心が癒された大川さんは、その後、プロの箏演奏家として活動、現在はハープの小林秀吏さんとともに国内外で活躍、多くの人たちに希望と喜びを届けていらっしゃいます。
一私の心の中でマヤさんの本と大川さんの箏が繋がりました―
この本に寄称してくださった、倉本聴さんの序文に代えて “バラ、今何を想う”は、
一輪の花にも一輪の生命がある。一本のバラにも一本の生命がある。
この言葉から始まります。命の尊さが響いてきます。福島の地に、こんな素敵な「双葉バラ園」があったことをどうか忘れないでほしい、
という気持ちと、未来に、このかけがえのない地球が優しい心で満たされていくことの願いを込めてコンサートを企画いたしました。
どうぞご期待ください。
実行委員会代表青木芳枝
- 出演者
- ・箏男 kotomen 大川義秋
・ハープ王子 小林秀吏
・「失われた福島のバラ園」著者 マヤ・ムーア MAYA MOORE
CATEGORYコンサート
開催日2023年11月17日
開催時間18:15~20:00
開催場所タクトホームこもれびGRAFAREホール・小ホール
入場料2,500円
主催者青木芳枝
お問い合わせ青木芳枝
